斎藤一 降谷健志が熱演！会津藩との関係は？ [歴史]
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新撰組三番隊隊長の斎藤一を
DragonAshの降谷健志が熱演してます。
斎藤一は新撰組の中でもかなりミステリアスな
経歴に謎が多い人物です。
そんな彼の人気の秘密は？
斎藤一が人気を不動のものにしたのは、
やはり漫画『るろうに剣心』でしょう。
それまでの新撰組の有名人と言えば
沖田総司、土方歳三、近藤勇でしょうか。
それが上述の漫画では明治１０年を
舞台にしているせいもあり、幕末の因縁から
新撰組より斎藤一を登場させてます。
新撰組は明治維新を成し遂げた攘夷派とは
反対の幕府側ですから、新撰組は当時では
完全に悪役と言えます。
明治以降、大正まで生き抜いた新撰組の
重要人物は斎藤一と２番隊隊長の
永倉新八しかいません。
永倉新八は晩年北海道の小樽に住んでいて
老いたころ孫と歩いてると暴漢に襲われ、
その際睨み付けるだけで暴漢を追い払ったとか。
さすがに若いころに修羅場を生き抜いた人物。
斎藤一も晩年と思われる時期に、逸話があります。
神道無念流の山本忠次郎が竹刀で空き缶を
突く練習をしている時、通り掛かった老人が
瞬く間に空き缶を貫いたそうです。
その老人は忠次郎に突きの極意を話し、
「突きは突く動作より引く動作が重要」と
語ったとの事。
この老人が、他ならぬ斎藤一だと言われています。
諸説ありますが、斎藤一は新撰組でも
沖田総司よりも強かったと言われており、
上記るろうに剣心でも『牙突』という
突きの必殺技を見せてましたね。
今回の大河ドラマ『八重の桜』で
斎藤一が比較的クローズアップされますが、
理由としては以下の理由が考えられます。
斎藤一には時尾という妻がいます。
その時尾は、会津戦争の犠牲者の葬儀に
尽力し元会津藩主である松平容保から
阿弥陀寺の一画を賜ってます。
その縁で、斎藤一の墓所は阿弥陀寺にあります。
多くの新撰組の隊員は、幕末明治の内戦
戊辰戦争で命を落としました。
斎藤一は明治以降は藤田五郎と改名し、
警察隊の一員として西南戦争にも参加してます。
比較的新政府側(幕末の敵対勢力)に与してますが
上述の縁はやはりかつて仕えた君主や国への
気持ちがあるのではと考えてしまいました。
今回の八重の桜でその辺のエピソードが
見られるか注目したいです。
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